親子のような飲料

オロナミンＣ

デカビタＣ

ドデカミン

アサヒ飲料、反省？

　リアルタンク

　オロナミンＣは、私が子供の頃から存在している栄養ドリンク。「タマゴと混ぜでオロナミンセーキ！」というフレーズのCMが忘れられない。（それ、うまいのか？）

　老舗の栄養ドリンクには、パクリ商品が大勢発売されるのは仕方ないことだと思うが、いかがなものか？

偽オロナミンＣ

　そんな栄養ドリンク達のデザインは、どことなくオロナミンＣに似ている。
販売しているメーカーには申し訳ありませんが、茶色の瓶に赤のラベル、これを偽オロナミンＣである定義します。茶色の瓶の上部がギザギザなデザインとなっていれば間違いない！

デカビタＣ

　明らかにデザインはオロナミンＣを意識している。
オロナミンＣよりも太目の瓶で容量が多いのでお得感がある。
味はオロナミンＣとは違う。味まで真似ていない所に好感が持てる。

ドデカミン

　オロナミンＣをミニペットボトルにしたようなデザイン。
ペットボトルなのに上部のギザギザまで印刷で再現し、ラベルに「ｄｒｉｎｋ」と書いている。「ドデカミン」というネーミングも「オロナミンＣ」と「デカビタＣ」を合わせたような物である。
「ファイトバクハツ飲料」とも書いてあるが、これはリポビタンＤの「ファイト一発」と、オロナミンＣの「元気ハツラツ」の合わせ技のパクリか！？
味に関してはオロナミンＣと似ている。ただし、オロナミンＣに比べると味も薄めだし炭酸も弱い。
ここまでやるとウケねらいのパロディ製品であると思われる。

　ドデカミンは最近あまり街中で見なくなった。代わりにカルニチンという飲み物がAsahiから発売されている。大塚食品からのクレームがあったのか？こちらは、「やる気バクハツ！！」らしい。

リアルタンク

　コカコーラからもついにミニペットボトルの栄養ドリンクが発売されました。コカコーラも「リアルゴールド」というオロナミンＣのパクリ製品を発売しているが、ラベルに「REAL GOLD」と書かれていることから、それをミニペットにした物のようだ。

　こちらのデザインは、「オロナミンＣ」を連想させる赤いラベルであるが、実は異業種からのパクリ製品であることが、ラベルに書かれた「元気充電！」というキャッチフレーズからわかる。
充電と言えば乾電池、そう、丸いラベル部分、下部の白い横線は、明らかに松下の乾電池のデザインをパクってしまったのである。

　商標名は業種が異なれば登録することができるが、デザインを真似ても良いのだろうか？リアルタンクの今後の行方は要チェックである。

栄養ドリンクのミニペット化現象

　栄養ドリンクは疲れている時に特別に飲むものだから、小さな瓶に入っているものであるというのが常識だったと思われる。ある意味、薬のイメージである。それが、ミニペットに入って売られるというのはどういうことか？
栄養ドリンクを飲むというスタイルが特別な物ではなく、常に飲まれるものになったということであり、日本人はみんな疲れているということなのかもしれない。