トップページ 最近あった話題 J-PHONEを買ったその理由

私のデスク上

とうとう3台に!

J-N02

開いたところ

J-N02

閉じればコンパクトに!

 今までPHSを使い続け、PHSの良さを周囲の人に説いていた私が、J-PHONE端末(電話機)を買った。知人からは「なぜケータイを買ったの?」と聞かれることが多い。私がJ-PHONE端末を買ったのにはそれなりの理由がある。

 最近のPHSの使えるエリアの広さは、私がPHSを使い始めた3年前と比べると格段に広くなっている。私の日常生活で電波が届かず使えないというシチュエーションにはあまり遭遇しなくなった。

DDIポケットに比べてエリアが狭かったドコモのPHSも、今ではDDIポケットと遜色無いエリアをカバーしているように思う。ドコモのPHSを購入した1年前は、自宅で使うためにはホームアンテナを使って電波を中継する必要があったが、今ではアンテナが3本立っているので、ホームアンテナも不要になった。地道なアンテナの増設は行われているようだ。

しかし、PHSの電波は小電力であることに変わりなく、アンテナは最大で半径500m範囲のPHSにしか電波を届けることができない。このため、比較的広い私有地ではアンテナが立てられずに電波が届かず使えない。
常に家族と連絡が取れる状態に慣れてしまうと、電波が届かないと不安になる。その不安を払拭するにはPDC方式の強い電波が必要なのである。

私がPHSが使えなくて不安になった場所は、

工場の敷地内、ディズニーランド、ツインリンクもてぎ

ディズニーランドで使えないのには正直驚いた。エリアマップを見ると確かに空白になっている。ディズニーランドでは、妻が買い物、私と子供達がアトラクションを楽しむといった別行動になることも多いので、離れ離れになった時に連絡が取れないのはとても不便だった。


 PHSの文字メッセージ(メール)は、e-mailの送受信を利用するための追加料金が必要なく、送受信の文字数が多いのが魅力である。しかし、PHSでのメールの送信には最低でも10円が必要になっている。
J-PHONEは、文字数が少ないが3円でメールが送信できる。電話機で文字を入力するのは大変なので、送信できる文字数が少なくてもあまり不便を感じない。長文メールを送るのならPCを使ったほうが良い。

DDIポケットの場合、e-mailを受信を利用するための追加料金が必要ないが、メールサーバーにメールが到達したことをショートメッセージ(Pメール)で通知すると、10円/回の料金が必要で、11回目からの通知は無料となるので、実質的には100円の追加料金を払っているようなものである。
Pメールで通知を受けたらメールサーバーにメッセージを読みに行くのだが、そこで10円が課金される。

私は、常用のe-mailアドレスに到着したメールをすぐに読みたいので、プロバイダーのメール転送機能を使ってPHSのe-mailアドレスにメール転送していた。
先月のPHSの通話明細を見ると、音声通話が514円、メール送受信が637円となっている。明らかにPHSの使い方として音声通話よりもメール送受信がメインになっている。

J-PHONEの場合、メールの受信は基本料金の300円を払えば無制限(課金されない)にできるのが魅力的に見えた。メール送受信に使うのであれば、ケータイでもPHSより通話料が安くなるのではないだろうか?


 「ケータイはPHSに比べて料金が高い」、これは間違いない。

しかし、J-PHONEの家族割引で、基本料金の一番安い通話料コミコミのプラン(デイタイムパックライト)に入ると基本料金は1450円で、500円の無料通話料が含まれている。
幸いにも私の妻がJ-PHONEに加入していたので、私は家族割引を受けることができた。この無料通話分の500円をメール送信に利用するとすると、166通もメールが送れるのである。
スカイウォーカーでe-mailを受信できるようにするためには別途300円が必要なので、1750円でメール使い放題の端末を確保できることになる。私は、J-PHONEの端末を音声通話に使うつもりはない。あくまでもメール送受信のための端末である。


 私がJ-PHONE端末を購入した理由を分かっていただけたろうか?

  1. PHSの電波が届かないエリアをカバーしたい
  2. メールの送受信の料金を安く!
  3. 家族割引はかなりお得なプランだった

ということなのである。

私はPHS端末も一緒に使い続けるつもりだ。その理由は、

  1. 音質が良い
  2. データ通信が64Kで速い
  3. ドコモのPHSは、電話機の子機として登録できるので便利
  4. 市内通話の場合、自宅<->PHSの通話料が安い

PHSの電波の届かないエリアでの通話をあきらめるならば、あえてケータイを持つ理由は無いとも言えるかもしれない。


 DDIポケットとドコモのPHS回線を契約しているが、どちらのPHS端末を継続して使って行こうか迷っている。どちらにも長所と短所があるので、どちらを使っても問題ないとも言えるかもしれない。
DDIポケットの年間契約割引が終了する3ヶ月後に結論を出すことになるだろう。ドコモとDDIポケットの比較についてはまた別の機会に書きたいと思う。

現在、ケータイとPHSを3個も持ち歩いているが、はっきり言って大変! やはりどうにかしなければならないと思う今日この頃である。(^^ゞ


 最後に私が買ったJ-PHONE端末、J-N02を紹介しょう。

  1. 最新のJ-SKYサービスには対応していない。ちょっと残念である。
  2. NEC製のJ-PHONE初の折り畳み機種なので人気があり、Jファミリーでの販売価格も7500円とカラー端末のJ-SH02より高かった。折り畳み端末は、受話部と送話部が耳と口の位置にあるため、ジャストフィットする感じで確かに話しやすい。
  3. 液晶表示部のサイズは比較的大きいが、表示可能文字数は9×6の54文字。メール内容を表示する場合、最下行にガイドを表示するため、実質は9×5の45文字である。表示する文字が大きいので見易いとも言えるが、液晶のドット数を増やしてもっと文字数を多く表示して欲しいと思った。字が大きいので、少し老眼の気味の人には良い端末だと思う。(^^ゞ
  4. 着メロは、単音(自動で2音のハーモニーをつけることは可)であるが、30件登録できる。これは私の知る限り最高の着メロ件数を誇る機種であると思う。着メロ派の妻はとても羨ましがっていた。着メロの入力方法も、音符と音階を設定する方法なので簡単だ。
  5. 充電器は端末を横に置いて充電するタイプ、充電しながらも折り畳みを開いて各種操作が可能である。ACアダプターが非常にコンパクトなのも良い。
  6. 受信可能なメール件数は300件で、メモリーがフルになると古い順から消して新しいメールを受信する機能がある。受信したメールを消さずに放置しても良いので便利!
  7. 電話番号非通知の相手に対して、呼び出し音を変える機能がないのが不満。イタズラ電話に対処できないのではないだろうか?
  8. ダイヤルメモリーは300件で、各1件に電話番号、メールアドレス、表示アイコン(携帯、PHS等のマーク)、着信音を登録できる。重複した名前に電話番号を登録した場合、フリガナ検索の結果で、あたかも複数の電話番号が登録されているように表示できるのは便利である。

しばらくは、PHSの通話エリアを補助する意味とメール端末としてJ-PHONE(J-N02)を使っていきたい。
しかし、私をクラッとさせるサービスや端末が登場した場合、そちらに乗り換えることは容易に考えられる。(^^ゞ



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