カーオーディオのAUX入力でBluetooth FMトランスミッターのノイズ対策
[2019年6月16日 17:32]
私の愛車は2003年式のため、カーオーディオユニットも古く、CD-RのMP3再生に対応しているが、BluetoothやUSB接続には対応していない。
最近は、CDを再生して音楽を聴くとはほとんど無く、Bluetooth FMトランスミッターを使って、スマホの音楽再生をBluetoothで接続し、FMトランスミッターでFM電波に乗せて、カーオーディオのFMラジオで受信して聞いていた。
この使い方で、スマホとカーオーディオユニットを有線で接続せずに、ワイヤレスの音楽再生を実現できていた。しかし、FMトランスミッターでFM電波に変換するため、FM電波の受信によるホワイトノイズが入ったり、同じ周波数のFMトランスミッターを使っている他車と混信することがあった。
カーオーディオユニットの前面にAUX入力にが無いので、有線接続を諦めていたが、パイオニアのカロッツェリア用の別売りケーブル(CD-RB10, CD-RB20)を購入すると、背面のコネクタに接続してAUX入力が使えることが分かった。
早速、Amazonでケーブルを検索し、純正品は3千円くらいするが、社外同等品が半額以下であったのでそちらを購入した。
取付は、嵌め込まれているカーオーディオのパネルを、内装外しのヘラを隙間に差し込んで外し、カーオーディオユニットの取付ネジを外せば、カーオーディオユニットの裏面にアクセスできるので、コネクタにケーブルを接続するだけである。
ケーブルは、カーオーディオのパネルの裏から助手席側の隙間に通して、bluetooth FMトランスミッターの外部出力端子に接続した。これで、FMトランスミッターを使わず、カーオーディオユニットのAUXに有線で接続することができた。
最後に、カーオーディオユニットの設定で、デフォルトで無効となっていたAUXのソース選択を有効にし、外部入力とラジオの音声レベルの差をSLA(Source Level Adjust)で調整し、AUXの表示を"BT"に変更してみた。これで、カーオーディオユニットがなんちゃってBluetooth対応とすることができた。(笑)
僅かな出費で、カーオーディオユニットがBluetooth対応と同等の使い勝手でノイズレスで再生できるようになったで大満足である。Bluetooth対応のカーオーディオユニットを購入を検討していたが、しばらくはこれで十分だと思っている。