2007年8月アーカイブ

キューブPCが熱くなった理由判明!

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自宅で使っているキューブPC(Shuttle SB61G2v3.0)が熱くなる原因を調査した。

まずは、ケースを開けて原因を調査開始。

チップセット用のファンも、CPU用のファンも埃が多量に付いていた。もちろんヒートシンクの間にも埃が詰まっている。これではファンが回転したとしても冷却効果はダウンする。
ハンディ掃除機で綺麗に埃を吸い取った。
ついでにマザーボードに付着している埃も掃除した。

CPUとヒートシンク間のシリコングリスを熱伝導率が高いタイプに塗りなおした。
これで確実にCPU温度は下がるに間違いない。

再度組み付けて様子を見るが、熱くなってもファンが回転しない時がある。
ファンが回転しないのでは熱は下がらない。どうやらこれが原因のようだ。

最近変更したマザーボードのBIOSを一つ前のバージョンに変更してみる。
BIOS設定でファンの回転数を指定しても回転したりしなかったり安定しない。
BIOSのバージョンには関係ないようだ。BIOSは最新バージョンに戻す。
BIOS設定を確認して、回転制御ができるファンは、FAN1とFAN2が存在しており、現在はFAN1で動作していることに気がついた。
マザーボードの説明書を読むと、FAN2のコネクタにファンが接続されいないことがわかった。
CPU用のファンをFAN2のコネクタに接続してみると、BIOS設定通りにファンが回転するようになった。
どうやら、マザーボードのFAN1の回転を制御する回路が壊れていたようだ。

ファンが回転するようになり、CPU温度の上昇を抑えられるようになった。
PCを操作しない場合は58℃程度、MPEGエンコード等でCPU稼働率100%にした状態にしても70℃以上の温度にはならなくなった。
ファンのBIOS設定は、Smart Fanで68℃を超えるとファンの回転数が上昇するようにしてある。
この温度設定を下げれば、もう少し温度を低くすることも可能だ。
ただ、ファンの回転数が上がると騒音も大きくなるので、68℃までは最低の回転数で動作するようにしている。

もし、FAN2のコネクタが無かった場合も、回転数の制御はできないが、12Vコネクタから電源を供給して、ファンを回せば、CPUの温度を下げることができたと思う。
この場合は、ファン回転数が4000回転くらいまでアップしてしまうので、市販の2000回転くらいのファンに交換しないと騒音が問題になりそうだ。
ちなみに、15mm厚の80mmファンなので購入時には注意が必要。25mmではケースに収まらないと思う。

しばらくは、このPCを使うことができそうだ。

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